なぜ自分ばかりが怒られ、使えない奴扱いされてしまうのか…

そして悔しいことに、自分自身も仕事でミスを連発してしまう…

抜け出せない負の流れに飲み込まれて、毎日苦しみ続けていませんか?

 

これは「とある法則」によるもので、あなたがハズレのポジションを引いてしまっている状態なんです。

能力の有無ではなく、性格が原因であなたが「とある法則」の犠牲になってしまっているのです。

 

あなたさえ行動を起こせば解決できるので、決して悲観的にはならないで下さい。

むしろ悲観的になればなるほど犠牲ポジションから抜け出せなくなるので、気を強く持って下さい。

 

私もこの法則の犠牲になりやすいタイプの人間ですし、実際散々な目に遭ってきました。

法則の仕組みを理解し、必ず今のポジションから抜け出して下さいね。

 

世の中の不思議

あなたは不思議に思ったことはありませんか?

いつ、どんな時でも「一目置かれる優秀な人間」と「大多数の普通の人間」と「無能扱いされる特定の人間」に分かれることが。

なぜこんなことが起こるのでしょうか?

 

実際に幅広い能力の人間が集まっている環境ならわかります。

でもそんな環境ばかりではありません。

 

能力に大差のない人間が集まっていたり、誰でもできる簡単な仕事環境だったり…

本来差が生まれるはずのない環境でも、必ずこの3つの種族に分かれるのです。

 

実は私自身も、前の仕事ではいわゆる「無能な人間」として社内中からバカにされていました。

なぜか自分ばかりが責められ、攻撃され、それを裏付けるかのように仕事のミスも増えていくのです。

あなたもこんな状況に陥っていませんか?

 

実はこれ、能力や仕事の成果ではなく性格が原因で起こるものなのです。

少しでも優位に立ちたがる、愚かな人間の本能が起こす醜い負の法則なのです。

 

この法則は完全に理論的に説明することができます。

つまり、内容さえ分かっていれば抜け出すことも、未然に防ぐこともできるのです。

詳細について、次の項目でお話していきますね。

 

負の法則の正体とは?

負の法則の正体、それは「2-6-2の法則」です。

あなたも有名な働きアリの話はご存じでしょうか?

 

例えば、100匹のアリを集めて仕事をさせると以下のようになります。

20匹 非常によく働く優秀なアリ
60匹 当たり障りなく働いているフリをする、普通のアリ
20匹 全く働かない(働けない)アリ

 

これが「2-6-2」と呼ばれる理由です。

2割が優秀で、6割が普通で、2割が無能なのです。

 

そして面白いのがここからです。

今度は優秀な2割のアリの中から、特に優秀な10匹だけを集めて仕事をさせます。

優秀なアリだけを集めた、いわゆる精鋭部隊ですね。

 

そうするとこうなります。

2匹 非常によく働く優秀なアリ
6匹 当たり障りなく働いているフリをする、普通のアリ
2匹 全く働かない(働けない)アリ

 

すごく面白い結果じゃありませんか?

ちなみに、無能なアリ10匹を集めても同じ結果になるんですよ。

無能な10匹を集めても、必ず2割は優秀なアリが現れるのです。

 

そしてこの2-6-2の法則は、当然人間社会にも適用されます。

なぜこんなことが起こるのか、それは人間社会のバランスを考えれば簡単にわかることなのです。

 

どんな組織でも、恩恵を受けるポジションと、犠牲になるポジションがあります。

例えば会社の中でもガンガン成果を上げる優秀な営業マンと、万年ビリの無能営業マンがいますよね。

優秀な営業マンをA、無能な営業マンをBとします。

 

優秀なAに対しては、社内の人間は皆強く意見することができません。

Aが多少横柄な態度を取ろうとも、皆ストレスを感じながらも我慢するしかありません。

数字を上げるAは、会社にとっては絶対的な正義だからです。

 

では、Bに対してはどうでしょうか?

多くの組織を見ていればわかりますが、Bのような人間に対して皆が取る態度は想像がつきませんか?

ちょっと気に入らない行動を取っただけでアレコレ高圧的に怒りますよね、特別大きなミスをしていなくても。

 

Bのようなタイプは雑用や嫌な仕事ばかりを押し付けられ、何かあれば責任だけ取らされるようなこともあります。

しかもBが悪いならまだしも、八つ当たりのように何でもかんでも難癖をつけられることもあります。

Aに対して発生したストレスでさえ、皆無意識にBに対して発散してしまうのです。

 

Aはひたすら優遇され、さらに自信をつけ、能力が高まり成果を上げていきます。

Bはひどい扱いを受け続け、自信を失い、能力が下がり仕事を失敗し続けます。

 

ここまで考えてみると、流れが見えてきませんか?

良いものは全てAに献上され、悪いものは全てBに押し付けられている…

つまりAが活躍する為に、Bが犠牲になっているのです。

 

実際に「2-6-2の法則」で無能とされた2割のアリは、「働かない」のではなく「働けない」のだと言われています。

活発に活動する優秀な2割のアリのストレスを受ける為、動けなくなってしまうのです。

だからどんな環境でも活躍する者がいるということは、それと同じ分だけ犠牲になっている者が存在するのです。

 

確かに世の中の様々な例を考えてみても同じですよね。

・誰かがお金を儲けるということは、そこに投資している人間がいるということ

・嫌いな人に暴言を吐きまくってストレスを発散すれば、その分相手が大きなストレスを抱えるということ

 

物も感情も、全ては人の上を伝って動くものです。

何もない所から都合よく生まれたり、完全に消滅したりすることはあり得ないのです。

何かが上手くいくということは、何かが犠牲になっているということなのです。

 

犠牲になりやすいタイプとは?

犠牲になりやすいタイプ、それは極度に緊張度の高い人です。

他人の感情に敏感、気を遣いすぎてしまう、人に嫌われるのが怖い etc...

こういった繊細なタイプの人は、緊張度が高まりやすいので注意が必要です。

 

緊張度の高い人は組織の中で真っ先に犠牲になります。

あなたは毎朝出社前に緊張したり不安になったり、仕事中も人から攻撃されるのではないかとビクビクしていませんか?

 

緊張度の高い人は高圧的な態度を取られやすく、利用されやすい傾向にあります。

嫌な仕事を押し付けられたり、八つ当たりをされたり、直接的にも間接的にも攻撃を受けることになります。

相手が精神的に支配しようとしてくるからです。

 

これは逆の立場になって考えてみるとよくわかります。

例えば、自分と後輩Aと後輩Bの3人で一緒に仕事をすることになったとします。

 

・自分の意見をしっかり持っている、堂々としている性格のA

・物腰が柔らかく挙動不審で、いつもオドオドしているB

もし二人がこのような性格だったら、私たちはどんな接し方をするでしょうか?

 

嫌な仕事をどちらかに押し付けなければならない時には、おそらくBが先に思い浮かびませんか?

「いやいや、平等に決めなきゃ!」と後から良心が訴えかけてくるかもしれませんが、Bの方が頼みやすいですよね。

 

また、二人が簡単な仕事をミスしてしまったと思います。

Aは「自分のミスです、すみませんでした。次は気を付けます。」

Bは「あっ、すみません…本当にすみません…」

 

二人がこのように謝ってきたら、Bに対しての方が強く怒りたくなってしまいませんか?

頼りないし、本当に反省しているのかわからないし、何よりも物を言いやすいです。

イライラしている時だったら、八つ当たりのように怒鳴ってしまう人も多いはずです。

 

このように緊張度が高まると覇気を失い、自分らしさも見失ってしまいます。

必要以上に周りに合わせ、気を遣っているうちに周りから見下され、上下関係を築かれてしまうのです。

 

人間は強き者には弱く、弱き者には強く出る生き物です。

その生存本能があるからこそ、人は生き残ってくることができたのです。

 

ただ、自分の身を守る為に時には戦う必要もあるのです。

次の項目では、犠牲ポジションから抜け出す為の方法をご紹介していきたいと思います。

 

抜け出す為の2つの手段

あなたが今職場で犠牲となっているなら、抜け出す方法が2つあります。

その方法は「戦う」か「逃げる」のどちらかです。

 

非常に当たり前のように聞こえますが、この二択以外はあり得ないのです。

間違っても現状維持、つまり「我慢すればいい」などという選択肢は選ばないで下さい。

あなたの人生が幸せになるか、不幸になるかの分岐点ですから。

 

戦う方法とは?

戦う方法、それはシンプルに反論するということです。

例えば理不尽に怒られた時、納得のいかない時にしっかりと反論するということです。

 

この時、演技でもいいので大きな声で強気に言い返すことが大切です。

「自分の意見を主張する人間だ」と相手にわからせることが目的だからです。

 

よくある話ですが、ずっといじめられ続けていた「いじめられっ子」が、一度やり返した途端いじめが終わったりしますよね。

いじめられっ子が急にキレて殴り返してきたら、当然いじめっ子は脅威に感じます。

 

相手が噛み付いてくるような危険な存在だとわかれば、刺激するのは誰だって怖いですから。

自分の思い通りにならない相手を、わざわざ好き好んで刺激する人間はいません。

 

実際に私自身も前職で犠牲ポジションにいましたが、ある時プツンとなって上司に強く言い返したのです。

私はさらに罵声を浴びせられるのを覚悟していましたし、とことん討論をしてやろうと思っていました。

しかし、なんと上司は「わかった!ちょっと落ち着いて…」と私をなだめてきたのです。

 

私はその日以来はっきりと物を言うようになったのですが、それから攻撃されることがなくなっていきました。

それどころか丁重に扱われるようになり、今まで押し付けられていた仕事も丁寧にお願いされるようになりました。

 

あなたも感じていると思いますが、これは非常に勇気のいる難しい行動です。

でも、相手を攻撃するわけではありません。

あなたの意見をしっかりと伝えるということですから、悪いことや失礼なことは一切していません。

 

それに、冷静になって考えてみて下さい。

上司や先輩・同僚はそんなに偉いでしょうか?

会社の中では確かに上司の方が上ですが、人を支配する権利なんて誰にもないはずです。

 

あくまで対等な人間として、あなたには意見を主張する権利があるのです。

そしてその意見の主張をすることで、相手はあなたを認めていくようになります。

最初はムッとするかもしれませんが、将来的に必ず改善に繋がっていきます。

 

※もし意見してプライドを傷付けれた相手がキレてきたら、それは意思疎通のできないヤバイ相手です。

労基に駆け込むか会社を辞めるか、何とかして逃げないとあなたが危険です。

 

逃げる方法とは?

逃げるというのはそのままの意味で、退職か転職をすることです。

戦うことができないなら、会社を辞めるしかありません。

 

・上司が暴力的な人間で、言い返そうものなら殴られる。

・精神的に追い詰められすぎていて、もう言い返す気力なんて残っていない

・パワハラ体質の会社で、とてもじゃないけど状況を変えるなんて無理だ

 

こんなどうしようもない場合には、逃げるしか選択肢はありません。

戦っても神経をすり減らして心が病むだけですし、時間の無駄です。

 

そんな会社であればどの道長くは勤められないでしょうし、いつか辞めるなら早い方が得策です。

それに環境をリセットしてしまうのが一番の解決策でもあります。

 

ただ、そういうやばい会社ほど辞めるのが難しいんですよね。

人手不足で辞めづらくて、退職を伝えても辞めさせてもらえない…

さらに精神的に追い詰められているせいで、退職すること自体がしんどかったりしますよね。

 

今あなたが何らかの事情で辞めたくても辞められない、決断することができないでいる…

そんな状態で苦しんでいるなら、ぜひ下記の記事を読んでみて下さい。

 

ブラック企業で散々苦しみ続け、辞めることができずに多くの時間や大切なものを失った私の思いが綴られています。

もしあなたが同じような境遇にあるなら、きっと共感していただけるのではないかと思います。

→ 仕事を辞めたいのに辞められない?否、あなたは辞めなければならない

 

この法則を知ったからこそ…

「2-6-2」の法則、いかがでしたでしょうか?

考えてみれば当たり前のことなのに、多くの人がこの流れに気付いていないのです。

誰かが活躍する裏には、誰かの犠牲があるのです。

 

優秀と言われる人間と無能と言われる人間、両者の違いは能力ではありません。

むしろ、誰だって成功をして自信がつけば高い能力を発揮できますし、

逆に周りから罵声を浴びせられながら失敗をしていれば能力は著しく低下します。

 

両者の違いは「どんなポジションについているか」、ただそれだけの違いです。

ずっと仕事ができなかった人が、ちょっとしたきっかけで開花してトップになることもありますよね。

あれはもともと高い能力を持っていたのに、能力を発揮できないポジションにいたからなんです。

 

この「2-6-2の法則」は、本当に恐ろしいぐらいどの組織でも現れます。

この法則を知っているだけで、自分の社会人生活は大きく変わってきます。

 

そしてこの法則を知ると、とある事実に気付きます。

それは、仮に自分が犠牲ポジションにならなくても、他の誰かが犠牲になるということです。

優秀な人間がいるということは、必ずその組織の中で誰かが犠牲になっているということです。

 

そしてこの法則を知った私たちなら、犠牲ポジションで苦しんでいる人にも優しくすることができるはずです。

多くの一般社員のように冷たくするのではなく、手を差し伸べていけるような人間になりたいですね。

人を傷つけた人間は、いつか必ずその報いを受けますから。