極端に繊細で傷付きやすいHSPは、音や光、他人の感情等、周囲の環境に常に振り回されがちです。

この記事を読んで下さっているということは、あなたもHSPでしょうか?

 

人口の5人に1人いると言われているHSPですが、その生きづらさは尋常ではありません。

普通の人が当たり前に過ごせる環境ですら、精神的に苦痛すぎて耐えられないのがHSPです。

 

そして特に理不尽だと思うのが、HSPの気質がある人は嫌われやすいということです。

普段から人一倍気を遣って気疲れして、その上で嫌われるなんて理不尽すぎますよね…。

「人を嫌いになりたいのはこっちだ!!」と思いませんか?

 

私もHSPなりに様々な工夫や実験を繰り返し、自分の生きやすいと感じるスタイルを模索してきました。

ここではなぜHSPが嫌われるのか?どうすれば快適に日常をやり過ごせるのか?

HSPが生きやすくなる為のポイントについてお話していきたいと思います。

 

なぜHSPは嫌われるのか?

HSPは、特定の人に嫌われやすい傾向にあります。

基本的に気が弱く、物腰が柔らかく、常に周囲に気を遣っているHSPは無害なはずです。

それなのになぜ嫌われてしまうのか?

 

それは、HSPが気を遣いすぎてしまうことに原因があります。

HSPは他人の感情に敏感で、それを気にしすぎてしまう為に曖昧な態度を取ってしまいます。

 

HSPの人も、しっかりと自分の意見を持っています。

でも相手や周りの人の気分を害すかもしれないと思うと、強く主張することができないのです。

また自分が正しい行動を取っていても、誰かから強い口調で突っ込まれるとすぐに動揺してしまいます。

 

このように周囲に気を遣いすぎるせいで優柔不断な印象や、挙動不審な印象を与えてしまうのです。

これは言うまでもありませんが、優柔不断・挙動不審は普通に嫌われやすい態度です。

 

特に気が強いタイプや、物事をハッキリさせたいタイプの人はこれらの態度に対してイライラするはずです。

この手のタイプの人たちはHSPの性質を理解できるはずがないので、単純に嫌悪感を示します。

 

私自身も心当たりがありますが、あなたも共感できる部分がありませんか?

自分でも嫌なのについつい曖昧な返事をしてしまったり、オドオドした態度を取ってしまうことがありませんか?

 

HSPが嫌われるのは、皮肉にも他人に対する気遣いがアダとなっているのです。

一番ストレスを感じているのはHSPの人自身なのに、それでさらに嫌われるなんて何とも理不尽な話ですよね。

 

でも、そんなHSPの人の心が救われるお話があるのです。

実はHSPの人だけが嫌われているというのは、被害妄想だったのです。

それを次の項目でお話していきますね。

 

実は被害妄想?敏感すぎるHSP

最初にこれだけはお伝えしておきます。

HSPという性質は、確かに特定の人に嫌われることが多いです。

 

しかし、実はHSPだけが嫌われているというのは勘違いなのです。

どういうことかと言いますと、結局人は皆同じぐらい嫌われて嫌な思いをしているのです。

 

人間はそれぞれ性格が違いますし、どんな人でも相性の悪い人がいて、その人たちに嫌われて嫌な思いをします。

ただ、HSPじゃない人は「合わない奴に嫌われるのは当たり前だ」と流しているだけなのです。

逆に、HSPの人は「なんで嫌われたんだろう?何か悪いことをしてしまったかな…」と一件一件を気にしてしまうのです。

 

むしろ普段から周囲に気を遣っているHSPは、普通の人よりも嫌われている数が少ないはずです。

実はHSPが嫌われるのではなく、HSPは嫌われたことに敏感に反応してしまっているだけなのです。

 

その証拠に、ヤフー知恵袋等のサイトで色々な悩みを検索してみて下さい。

会社で、買い物先で、友達との遊びで etc...

皆それぞれ、毎日色々な場所で色々な人間に嫌な思いをさせられています。

 

HSPの人は人との交流を制限し、一人で考え込んでしまう傾向が強いです。

その為に「自分だけが嫌われている、嫌な思いをしている」と思い込んでしまいがちです。

しかし世の中を見ていると、むしろ自分は嫌われている数が少ない方だということに気付くはずです。

 

あなたは大丈夫ですか?

もう少しだけ世の中の人の生き方に目を向けてみると、頑張れる気力が湧いてくるかもしれませんよ。

 

「嫌われないように」は絶対NG

「人に嫌われたくない」「嫌われないようにするにはどうしたらいいか?」

こういった考え方は絶対にしてはいけません。

なぜなら、この考え方は結局他人や環境に振り回されながら生きていくことになるからです。

 

この考え方をしている限り、今の生き苦しさから解放されることは一生ありません。

HSPが生きやすい環境を作る為には、「他人の感情を読まない癖」をつけることが大切です。

他人の感情に敏感に反応してしまう今の状態を改善するのです。

 

「それができれば苦労しないんだけど…」

そんなあなたの心の声が聞こえてきた気がします。

 

ただ私もHSPですが、特定の条件を満たすことでこれが実践できるようになります。

努力は必要ですが、あなたにも絶対にできるはずです。

次の項目でそれをお伝えしていきますね。

 

あなたに足りない「傲慢さ」

HSPが生きづらいのは、他人の感情や周囲の環境に常に振り回されてしまうからです。

特に一番厄介なのが、人の感情ですよね。

これをある程度克服することができれば、格段に日々の生活が楽になるはずです。

 

世の中のHSP以外の人を見ていると、本当に神経が図太くて羨ましく思うことがありませんか?

図々しくて、神経が図太くて、傲慢で…本当に同じ種族とは思えないような人もたくさんいます。

 

例えば、HSPの私たちが突然他人から怒鳴られたら「え、何?私何かしちゃった?」と焦りますよね。

でも多くの人は「は?なにコイツ、やば…」と反応します。

 

この差を見ていてどう思いますか?

世の中の多くの人は、良い意味で自己中心的に生きています。

自分が主人公で、それ以外の他人は「村人A・B」ぐらいにしか思っていません。

 

自分が主人公で勇者なら、村人Bの一人に嫌われたぐらい何とも思いませんよね?

だから多くの人は、多少人に嫌われようが嫌なことを言われようが受け流せるのです。

 

皆、それぞれが自分の世界で自分の好きなように生きています。

わがままで傲慢で身勝手で…

罪深い生き方のような気もしますが、そうやって皆がそれぞれ好き勝手に生きているのがこの世界です。

 

そんな世界で、自分だけが他人の感情ばかり気にしながら生活しているのはバカバカしく思えませんか?

あなたも私も、他の人と同じように自分の世界を自分の好きなように生きればいいだけなんです。

 

別に他人に対してハッキリと意見をしたり、強気な態度を取る必要はありません。

曖昧な態度、優柔不断な態度を堂々と取っていいのです。

それが「自分らしさ」ですから。

 

そこで重要なのが、「相手が自分のことをどう思ったか」を考えないことです。

好印象なのか、イライラされたのか、嫌われたのか…

そんなのはどれでもいいんです。

 

所詮私たちにとって、その相手は自分の人生における登場人物の一人にすぎないのですから。

最初は気になってしまいますが、「考えるな、無視しろ」と唱え続けて、無視する癖をつけると徐々に気にならなくなっていきます。

考えてしまった時に、すぐに思考をシャットダウンするという習慣が大切です。

 

また、他人の感情を無視する為には少し「傲慢に」なることも必要です。

その為に必要なのは、自分に対して自信をつけることです。

自分が好きになれれば、人間嫌でもメンタルが強くなりますから。

 

その方法は人それぞれです。

私の場合は、筋トレ・ジョギングを始めてそれを継続したことです。

体が引き締まり、体力・筋力がつき、何より継続することでメンタルが強くなりました。

 

趣味を極めたり、交友関係を広げたり、女性なら美容を追求したりと…

自分に自信を持てる要素なら何でもいいと思います。

 

おそらく、何に挑戦しても最初はすごく辛いと思います。

でも、その辛さを乗り越えて継続できるようになると自信がついてきます。

辛い自分との戦いに耐えることで、人生が快適になっていきます。

 

HSPが社会で快適に生きていく為には、この試練に打ち勝たなくてはいけません。

「嫌われない生き方」ではなく、「嫌われても平気な生き方」を身に付けていきましょう。

 

環境選びもすごく重要

最後に、環境についてお話をさせて下さい。

どれだけあなたが努力しても、HSPにとって相性が悪すぎる環境も存在します。

 

攻撃的な人が多い環境、負の感情が渦巻いている環境、常に慌ただしく落ち着けない環境 etc...

また、あなたが損をするような流れがすでに出来上がってしまっている環境も最悪です。

例としては、すでにコミュニティの中で自分が攻撃(いじめ等)の対象になってしまっている場合等ですね。

 

そのように努力しても環境が原因で苦しみ続けてしまう場合もあります。

そういう環境の場合は、完全に切り捨ててリセットしてしまうのが一番有効です。

 

仕事でも交友関係でも、相性が悪すぎる場合は切り捨てるという決断が必要な場合もあります。

他人への気遣いも大切ですが、何よりあなた自身の心にも一度気を遣ってみて下さい。

 

痛みを伴う道ではありますが、一歩ずつ前に進んでいくことできっと楽しく快適な未来が待っているはずです。

HSPだからと言って、苦しい思いをして我慢をしながら生きていくのは間違っています。

堂々と楽しく生きている環境を一緒に作っていきましょう。