すごく繊細で傷付きやすく、疲れやすい…

そんなHSP(ハイリーセンシティブパーソン)の人は、社会の中で特に生きづらさを感じていると思います。

 

日々働く中、社内の人間や顧客との不毛な人間関係に心をすり減らしていきますよね。

そんな時「もっと気楽に働ける仕事ってないのかな…」と考えたりしませんか?

 

実際、間違いなくあなたにとって今よりも気楽に働ける環境は存在します。

ただ、よく事務職なんかは気楽に働きやすいと言われていますが、職種で選ぶと失敗します。

 

HSPの私は環境によるストレスを大幅に減らすことに成功しましたが、それはあるポイントを抑えたからです。

私の場合は事務職の時より、営業職寄りの仕事である今の方がストレスが少なくなっています。

その方法等について細かくお伝えしていきますね。

 

原因を徹底的に分析しよう

まず、私たちHSPが疲れてしまう原因を分析しなければいけません。

そしてあなたが今の環境で、何が大きな消耗の原因になっているのかをハッキリさせなければいけません。

 

それはおそらく、人間関係によるものですよね?

上司なのか同僚なのか部下なのか、顧客なのか、それは環境によりますが…

 

気の強い相手と話すだけで気分が悪くなったり、細かく注意してくる人にストレスを感じたり…

また忙しい時に社内の雰囲気がピリピリすると、それだけでも嫌な感情を感じ取って胃が痛くなりますよね。

 

少なくとも私たちは仕事そのものにストレスを感じることは少ないはずです。

HSPの人は高い集中力を持っていることが多い為、朝から夕方まで真面目に作業に集中することができます。

仕事そのものを頑張れる資質は持っているのに、どうしても環境による余計なストレスで弱ってしまうのです。

 

あなたも今の環境で何がストレスなのか、明確にしてみて下さい。

そうすると、次に転職するならどんな会社がいいのか少しずつ形が見えてくるはずです。

そして、具体的な原因がわかると職種が原因ではないことがわかりますよね。

 

具体的にどんな風に仕事を探せばいいのか、私の体験談を交えて次の項目でお伝えしていきますね。

 

最重要ポイントはコレだった!

HSPの人が仕事を探すに当たって一番重要なポイント、あなたは何だと思いますか?

業界・職種など仕事内容なのか、社風なのか、はたまた通勤距離なのか…

思い当たる要素はいくつも思い浮かんできますよね。

 

私が見つけた答え、それは「忙しくない会社」です。

会社自体が保守的でやる気がなく、売上が低迷している会社というわけではありません(笑)

(倒産してしまったら意味がありませんので…)

 

これは会社が必要な人数をしっかりと採用し、なおかつ働いている社員の離職率が低いということです。

一人一人に振られる仕事がキャパの範囲内で、残業が少ない環境であることが重要なのです。

 

自分だけが楽なのではなく、社内全体がストレスの少ない環境下で働けているという所がポイントです。

こういった環境には必然的に穏やかな人が集まるので、社内の雰囲気が落ち着きます。

 

ちなみに自分(もしくは自分の部署)だけが楽な場合は微妙な所です。

例えば事務職は仕事が楽で定時に上がれても、上司や営業が忙しかったら意味がありません。

結局ストレスを感じている人間が多ければ社内の雰囲気が悪くなりますし、必ずとばっちりをくらうことになります。

 

人のエネルギー源で最も大きなものをご存じですか?

それはストレスです。

 

あなたも経験があると思いますが、ストレスや怒りを感じた時に人は一番エネルギッシュになるのです。

強いストレスに晒されると、体が緊張して力が入りやすくなりますよね。

 

つまりこのストレスが少ない環境であれば、必要以上に社員にエネルギーが蓄積されない為穏やか(無気力)な人が多くなるのです。

忙しい職場が常にピリピリしているのにはそういった原因があるのです。

 

ちなみにその環境を見分ける方法は簡単で、面接で会社を訪問すればその時の雰囲気でわかります。

社員たちが慌ただしく動き回っているのか、特に仕事に追われることもなくデスクでPCを触っているのか…

会社に入れば雰囲気で簡単にわかります。(もちろん曜日や時期によって忙しさは変わるのでそこは要注意です)

 

基本的には社内の平均年齢が若すぎず、創業してそれなりの期間が経っていることがポイントです。

会社が安定期に入り、無理なくルーティンワークをこなしている状態がベストだと思われます。

そんな忙しくない会社を探してみてはいかがでしょうか。

 

確かに職種等の仕事内容も働きやすさに関わってくるポイントではあります。

しかし「忙しい会社の事務職」よりも「落ち着いた会社の営業職」の方が働きやすいのも事実です。

 

私も元々は職種を重要視しすぎていたのですが、事務職時代は精神疾患にかかるまで追い込まれました。

思い出すだけでも吐き気を催すような、地獄のような環境でした。

 

そして結局は一番嫌煙していた営業職に近い仕事内容に落ち着いています。

しかも無理のない環境で働けていることから仕事への意欲も高まり、ストレスがほとんどない状態です。

 

その他の重要ポイント

一番重要なポイントは「忙しくない会社」だとお伝えしてきました。

ただ、その他にも数えきれないぐらい影響のあるポイントはあります。

その中でも特に重要だと考えられるのが、「通勤環境」と「年齢層」です。

 

通勤環境

HSPというのは本当に厄介な性質で、近くに人がいるだけでも疲れることがありますよね。

そんなHSPにとっては通勤環境も重要なポイントになってきます。

 

通勤、退勤の距離(時間)もそうですし、毎日の満員電車も特に苦痛だと思います。

「満員電車が辛いのは皆一緒だ」という批判もあるかもしれませんが、HSPにとって人が密集する環境は特別に辛いはずです。

人の感情を過敏に感じ取り、それに大きなストレスを感じるHSPにとって満員電車は死活問題なのです。

 

ですので、勤務先はある程度近い場所だったり、通勤時に比較的空いている方面の地域で探すのもいいかもしれません。

もしくは10時出社等、満員電車を避けられる勤務時間で探すのもいいかもしれないですね。

 

HSPの人にとって心安らぐのは、自分の部屋ぐらいのはずです。

勤務が終わったらその部屋にすぐ帰れるよう、近場で探すのは非常に効果的だと思います。

 

年齢層

年齢層にバラつきがあることも重要な要素の一つです。

例えば若い人ばかりの会社で皆が仲良く一致団結していると、「自分も空気を壊さないように仲良くしなきゃ…」と義務感を覚えませんか?

 

その人たちが自分と気が合うとも限りませんし、無理に合わせるのは大変なはずです。

万が一仲良く出来なかったら、非常に気まずくて居づらい雰囲気になってしまいますよね。

「そんなの気にしなければいいじゃん」と言われてしまいそうですが、それができないのがHSPですから。

 

年齢層もそうですが、性格などバラつきがあって多種多様な人材が集まっている方がいいですね。

あんまり結束感が強すぎず、ある程度バラバラな感じがあった方がHSPにとっては居心地が良いはずです。

 

一番の特効薬は楽しむこと

最後に私からお伝えしたいのは、仕事を楽しむことが一番だということです。

もちろん仕事を楽しむというのは簡単なことではありません。

 

しかし「会社=苦痛な場所・耐え忍ぶ場所」という意識で働いていては、一生苦しみから抜け出すことはできません。

これから数十年、そんな感覚で定年まで働き続けなければいけないと思うと心が病んでしまいますよね。

 

それなら一層、お金と成長を得られる場所だと思って全力で働いた方が気持ちが楽になります。

HSPの私は今全力で働いていますが、正直嫌な仕事もありますし、引きこもりたくなるぐらい辛い時もあります。

 

それでも「全ては決められた運命だ」と思って割り切って働いています。

「今自分は仕事で失敗をして叱責を受ける運命だったんだ」

「今自分は嫌な仕事を振られて、心を鍛えられる試練を与えられているんだ」

 

こんな風に割り切りながら、とにかく思いっきりぶつかるようにしています。

そうするといつの間にか「辛いこと=乗り越える」という癖が身に付き、成長していきます。

 

嫌々働いていた事務職時代は、仕事が終わって帰宅すると疲れて何もできませんでした。

しかし全力で働いている今は、仕事が終わって帰宅してから「やっと好きなことができる!」と元気になります。

 

このビジネス社会は、結局自分との戦いです。

自分との戦いに勝ち抜いた者だけが楽しく生きられるようになっているのです。

 

私たちHSPは損をしている部分もありますが、いつまでも訳のわからない環境に翻弄されているわけにはいきません。

結局敵は己自身なのですから、負けずに幸せな人生を掴み取ってやりましょう!