いつ、どこで、何をしていても何かと神経をすり減らしてしまうHSP。

職場への適応も難しく、プライベートでの人付き合いですらしんどく感じる時がある…。

 

じゃあ、HSPはどうしたらいいのか?

このまま我慢を続けて、苦痛に耐えながら生きていくしかないのか?

 

私はHSPの人たちが共通して持っている「とある感情」に目をつけました。

また、それを減らすように努力することで人間関係による消耗を大きく抑えれることに気付きました。

 

少しでもあなたの参考になり、お役に立てればと思い記事にすることにしました。

少しばかりお付き合いいただければ幸いです。

 

HSPに共通する強い感情とは?

HSPの人たちが共通して強く持っている「とある感情」とは、、、

『自己愛』です。

 

HSPの人はよく自己愛性パーソナリティ障害の人に食い物にされるとは言いますが、

実際にHSP自身も強い自己愛を持っていることにお気づきでしょうか。

 

とにかく敏感で繊細なのがHSPの特徴で、それが原因で普段から疲れてしまいますよね。

光や音のように五感で捉えられるものはもちろん、人の感情等も手に取るように敏感にわかってしまいます。

 

そしてそれらの事象を分析してみると、自己愛が強く関わっていることに気付きます。

例えば強い光や音に対して不快感を覚えるのは、脳が自分を守りたいという防衛本能を強く働かせているからです。

 

人の感情を敏感に感じとり、それを気にして疲れてしまうのも相手を気に掛けるからです。

「人に嫌われたくない」「嫌われたら辛い」という感情があるから、気にして疲れてしまうのです。

無視すればそれで済む話なのに、結局気を遣って疲れて後で一人で嫌な思いをするのがHSPなのです。

 

こうやって分析してみると、自己愛という感情が強く見えてきませんか?

「自分が極力傷付かないように守りたい」というような感情が、普通の人よりも強いのです。

 

私たちが生きているのが戦場なら、HSPは危険察知に優れた優秀な人間となるでしょう。

しかし身の安全が約束されている現代社会においてHSPは、ただの疲れやすい体質になってしまいます。

それはあなたや私のような、当事者が誰よりも強く感じていることだと思います。

 

HSPが特に一番苦しいと感じるのは、やっぱり仕事ですよね。

交友関係等プライベートのことは、嫌なら最悪避けることもできます。

しかし、仕事だけは生きる為に避けては通れない道ですから。

 

HSPからすると、本当に世の中クセの強い人ばっかりに見えませんか?

「なんでもっと普通の人がいないんだよ…」と思いませんか?

それは、周りの人たちは周囲に余計な気を一切使わず「自分100%」で生きているからです。

 

そういった人たちとストレスなく付き合う為にはどうしたらいいのか?

気を遣わず自分も自分らしく堂々と振舞う為にはどうしたらいいのか?

その答えが、上の項目でお伝えした「自己愛を下げる」という行為になります。

 

では、ここから本題に入っていきたいと思います。

どうやったら自己愛を下げ、もっと快適に生活できるのかについてお話をしていきたいと思います。

 

自己愛を下げる考え方とは

私たちには「自分を守りたい」という本能が人一倍強く備わっています。

この感情はとても大切なものですが、これが原因で生きづらさを感じているのも事実ですよね。

 

私は最近、いくつかの習慣や考え方を取り入れることにより人間関係によるストレスの軽減に成功しています。

もちろん習慣化されるまではストレスになりますが、慣れてしまえば何ともなくなります。

 

すぐ自分の空間に帰りたがらない

HSPにとって、自分の家や部屋は安らぎの場所ですよね。

余計な光も音も感情も入ってこない、心安らぐ癒しの空間が自分の家だと思います。

 

でも実は、ここを心の拠り所にしすぎることで外の環境への適応力が低下してしまっているのです。

そこで私は「会社も自分の空間だ」と思うようにし始めたのです。

 

出社したら「早く帰りたい」とは考えず、「ここに何十時間でも居座ってやるぜ」と考えるようにしたのです。

会社も「もう一つの自分の家なんだ」と。

これから何十年働くことを考えた時に、そう思わなければやっていけないと考えたのです。

 

そう考え始めた時に、そこにいる他の社員も親しい人間に思えてくるようになったのです。

それにより前より気遣いをすることが少なくなり、嫌なことを言われてもイラッとはしますが気にならなくなりました。

 

すぐに自分の空間に逃げ込んで安心しようとする防衛本能が、結果的に自分自身を苦しみやすい体質にしていたのです。

自分の縄張りを広げるよう、あなたも一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

こちらから絡む癖をつける

会社で、何かと話しかけられるのも大きなストレスの一つですよね。

細かい注意をされたり、嫌な頼み事をされたり、面倒くさい雑な絡み方をされたり…

基本的に話しかけられると半分はロクな話じゃありません。

 

そこで私が思ったのが「逆にこっちから絡む数を増やせば気にならなくなるんじゃないか?」ということです。

お互いに絡む数がフェアなら、絡まれた時の嫌悪感が減ると考えたのです。

そして結果的にそれは成功でした。

 

こちらから仕事の話はもちろん、プライベートのこと等色々話しかけているうちに話しかけられた時のストレスが少なくなりました。

そしてさらに、こちらからも絡むようになるとその相手に対しての気遣いが極端に少なくなります。

 

確かに最初は大変です。

慣れるまでは話しかけるだけでも気を遣いますし、神経を消耗します。

ただ習慣化されてそれが当たり前になってくると気持ちが楽になってきます。

 

HSPは人との間に壁を作る癖があるので、その壁を壊すことも社会を攻略する為の有効な手段です。

もちろん最初は苦痛を伴いますが、慣れてくればとても楽になってきます。

これから長い付き合いをしていく人たちなので、こちらからも積極的に絡んでみた方がいいかもしれません。

 

私はもともと飲み会等は好きではありませんが、飲み会にも参加するどころか自分から誘うようにしています。

腹を割って話していると相手のことがよくわかってきますし、更に気を遣わずに済むようになるからです。

 

会社を自分の空間と思うのと同じで、そこにいる人間も自分の仲間だと受け入れてしまった方が楽になります。

「親しくするのは面倒くさいけど嫌われるのも嫌」という、HSPの性質を取っ払うということですね。

 

嫌なこと、辛いことは当たり前だと考える

普段仕事をしていると、嫌な思いをすることが多いと思います。

例えば営業のテレアポの仕事なんて、考えるだけでも辛そうじゃないですか?

毎日朝から何百件もかけて、99%は相手に嫌な顔をされて電話をガシャ切りされているはずです。

 

敏感なHSPは、特にそういった仕事をする時に大きな精神的ダメージを受けてしまいます。

相手の悪意をより強く感じとってしまうからです。

「どうして人に嫌がられる仕事を、自分がやらなければいけないのか…」と。

 

私がそこで考えたのが、「誰かがやらなければいけない仕事なら、自分がやろう」ということです。

つまり受け身ではなく、「自分から攻めてやろう」というスタイルに変えたのです。

 

私たちは生きる為に仕事をしていますが、当然そこで嫌な思いをすることも多々あります。

しかし、それを乗り越えるのは自分の生活の為ですし、経験を積めば積むほど今後の人生が楽になっていきます。

傷付くのを覚悟で突っ込んでいくうちに、気が付けば成長を重ねて嫌な思いをすることも減っていきます。

 

楽をしようとすればできますし、辛いことから逃げることも簡単です。

でも結局、楽をしようとすればするほど結果的に自分が苦しむことになるのです。

HSPは性質上受け身になりがちですが、主体性を持つことで立場が大きく変わってくるのです。

 

自己愛をバラ撒いてみよう

私はこれまで「自己愛を下げる」という言い方をしてきましたが、別の見方もできると思います。

それは自己愛をバラ撒いて、その愛を他のものにも与えてみようということです。

 

わかりやすくいうと、今までは自分を保護したいという気持ちが極端に強かったと思います。

その保護対象に、職場・職場の人・仕事も入れてしまうのです。

 

そうすれば出勤する時も、自分が持ってるもう一つの部屋に行くような感覚になります。

HSPにとって自分の世界をどれだけ拡張できるかが生きやすくなるヒントになるのではないでしょうか。

 

お伝えした通り、世界を拡張しようとすると最初は大きなストレスを感じます。

しかし一ヶ月、二ヶ月と続けていくと自然と習慣化されていきます。

ぜひ一度、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

あなたのこれからの生活が少しでも良き時間となりますよう、陰ながら応援させていただきます。