事情があって正社員として働くのが難しい、

結婚も贅沢もしなくていいから、フリーターとして自由に生きていきたい、

こんな時、ふと考えることがありますよね。

「一生フリーターとして生きていくことは可能なんだろうか?」

 

フリーターは立派な選択肢の一つですし、経済的に自立して年金・税金を納めていれば誰も文句を言うことはできません。

ただ、フリーターは歳をとればとるほど環境的にも精神的にも追い込まれていきます。

あなたがフリーターとして生きることのリスクやデメリットを受け入れられるか、そこが重要なポイントです。

 

選択肢のある今だからこそ、具体的な老後までの人生をシュミレーションし、今後どう生きていくべきか改めて考えてみましょう。

 

この記事では、フリーターが生きるのにどれぐらいのお金が必要なのか、フリーターとして生きることで失うもの、高齢者のフリーターが現在どんな生活をしているかなど、具体的にイメージしやすい内容をまとめてみました。

あなたの今後の人生をシュミレーションし、改めて検討してみて下さい。

 

そもそも、一生フリーターは可能なのか?

結論から言うと、可能です。

多くの犠牲を払い、将来的に苦しい生活をすることにはなりますが不可能ではありません。

 

なぜそう言い切れるのか?

それは私が昔ガテン系のアルバイトをしていた頃、現場には日雇い労働者、いわゆる高齢者のフリーターがたくさんいたからです。

60代、70代になってもきつい肉体労働を続ける生活ですが、彼らはその年齢でも事実フリーターとして生活できていたのです。

 

もちろん昔と今では時代が違いますし、AIの普及やIT化で肉体労働や単純作業は失われていきます。

それでも仕事を選ばなければ、何かしらの働き口は存在します。

綺麗な仕事ではないかもしれませんが、その仕事で最低限の収入が確保できれば生きていくこと自体は可能です。

 

そこで気になるのが、毎月どれぐらいの生活費がかかるかということですよね。

あくまで参考程度ですが、簡単に計算してみました。

 

月にいくら稼げばいい?

※東京都在住、年収200万、家賃5万円のアパートで一人暮らしの場合

最低でも、月に15万円の収入が必要だと考えられます。

家賃 50,000円
水道光熱費 10,000円
国民年金 9,346円
国民保険 16,410円
住民税 7,833円
飲食費 30,000円
携帯料金 5,000円
その他雑費 20,000円
合計 148,589円

※住民税・国民保険は年収200万円の場合の金額を、一ヶ月平均で計算しています。

 

年収200万円、東京で家賃5万円のアパートで一人暮らしをする場合に必要な最低限の金額を見積もってみました。

食費を3万円と高く見積もったのは、フリーターは体が資本の為、食費(栄養)を削ってはいけないからです。

体調不良で休んだらそのまま収入が無くなりますから。

 

フリーターは真っ当に生きようと思えば、一ヶ月15万円は必要と考えられます。

ただ収入が15万円の場合、貯金に回すお金がほとんどありません。

貯金のないフリーターは、必ずどこかで破産することになります。

 

フリーターはどれだけ貯金(資産)を築いておけるかが生きていく上で重要なポイントになります。

その詳細について次の項目でお話していきたいと思います。

 

貯金額がカギになる

フリーターは、緊急時や老後に向けて常に貯金をしておくことが絶対です。

保障の薄いフリーターは自分の貯金だけが頼りです。

 

フリーター(非正規雇用)は時給制・日当制で働くことになります。

正社員のように固定給ではありません。

つまり、怪我や病気で働けなくなったら一発でアウトです。

生活保護の受給申請が通ればいいですが、年々厳しくなっている為100%期待はできません。

 

また国民年金の場合、将来支給される金額は月5万円程度です。

働いて生活費を補わなければ確実に餓死してしまいます。

 

しかし体力の無い老人の場合、いつ体調を崩すかもわかりません。

そんな時には貯金が生活の支えになります。

 

また、貯金は心の支えにもなります。

若いうちは健康で、働き口も多く、友達に囲まれていて心に余裕があるかもしれません。

しかし30代、40代と年齢を重ねていけば、健康も仕事も交友関係も減っていき、精神的に追い詰められていきます。

 

そんな時お金すらもなく「その日を生きていけるかどうか」を考える生活を想像してみて下さい。

辛すぎませんか?

 

経済的に貧しく、環境的にも精神的にも孤立しがちなフリーターにとって、貯金は生命そのものです。

実家に頼れるうちは実家に頼り、体力があるうちに稼ぎ、とにかく貯金を意識していきましょう。

 

フリーターが諦めるべき4つのこと

フリーターとして生きていくということは、社会から孤立して生きていくということです。

孤立という言葉が適切かはわかりませんが、少なくとも世間一般の「普通」からは外れ、少数派として生きていくことになります。

 

そうなると当然、世間一般で「普通」とされていることが、フリーターにとってはハードルの高い別世界のものになります。

「フリーターとして生きていきたい」という人は基本的に欲が少ないので大丈夫かとは思いますが、改めて目を通してみて下さい。

 

恋愛・結婚

恋愛・結婚はフリーターにとって非常にハードルが高いです。

フリーターの人たちは、言われずとも恋愛・結婚を諦めていますよね。

そしてそれは、社会的ステータスや経済面の問題だけではありません。

 

正社員のような社会との深い繋がりを捨て、しがらみの少ない自由なフリーターを選ぶという性格も大きな理由です。

恋愛・結婚はパートナーと時間や生活を共有する行為です。

しかも結婚に至っては、大きな社会的責任を背負うことになります。

 

正社員として組織で働くことが苦手な人にとっては、恋愛・結婚も苦痛となる可能性が高いです。

 

人並みの生活

家庭を持つ、家を買う、車を買う、オシャレなお店で食事をする、ブランド物を買う etc...

世間の人が当たり前にやっている「幸せ」もフリーターにとっては実現の難しい高いハードルになります。

 

収入はもちろん、交友関係や社会的信用の低さも影響してくるからです。

もちろん不可能ではありませんが、気軽に楽しむことは難しいでしょう。

こういった贅沢も諦める必要があります。

 

社会的信用

正社員でないというだけで、とにかく社会的信用が得られません。

ローンが組めないのは仕方ありませんが、賃貸アパートを借りられないこともあります。

クレジットカードの審査すら通らないこともあります。

 

また世間の目も冷たく、親戚の家に顔を出すのすら気まずいという話も聞きます。

日本では世間がフリーターを認めていないという現実があります。

そういった面でも精神的に覚悟が必要になります。

 

老後の引退

当然ながら、定年になっても引退はできません。

もちろん遺産相続か何かで資産があれば話は別ですが、そんなのは珍しいケースです。

 

貯金は緊急時や働けなくなった時の為にキープしておく必要がありますし、年金だけでは生活ができません。

体が健康であれば、生活保護の申請が通るかもわかりません。

60代、70代になっても働き続ける覚悟が必要になります。

 

高齢者フリーターたちの実情

話だけ聞いても、実際に自分が高齢者のフリーターになった時のイメージなんてできないですよね。

私はガテン系のアルバイトをしていた時、高齢者のフリーターの人たちに仲良くしていただいていました。

そこで直接聞いた話をもとに、その人たちがどんな生活をしていたのかご紹介していきたいと思います。

 

保険に加入できない

びっくりするのが、保険に加入していない人も少なからずいました。

さすがに細かい事情までは聞けなかったのですが、

仕事で腕を骨折した時も病院にいけないからと、自分で包帯を巻いていました…。

 

当の本人たちは気にしていないようで陽気に笑っていましたが、

独り身のままフリーターとして歳をとっていくと、社会と完全に隔離してしまう可能性があります。

 

孤独な生活

普通のアパートに住む人、家がなくて職場に住み着いている人、一畳のアパートに住む人 etc...

住居は人それぞれといった感じでしたが、生活リズムは皆さんそっくりでした。

 

バイトを終えたら帰りにお酒を買い、夜は一人で晩酌。

そのまま眠りについて次の日もバイト、そして夜は一人で晩酌。

こちらも当の本人たちは気にしている様子もありませんが、すごく孤独な生活をしていました。

 

周りの友人たちは普通に会社員として働く為、どうしても疎遠になっていってしまうそうです。

お金もない為、プライベートは一人でゆっくり過ごすのが基本のようです。

 

ただ、毎日が楽しそう

普通に見たら寂しくて辛い生活を送っているのですが、楽しそうに生きている人が多かったです。

そんな人生を歩んできた人にしか辿り着けない、特別な境地があるのかもしれません。

 

毎日陽気にお喋りし、大きな声で笑い、楽しそうに過ごしていました。

実際に優しく、面倒見が良く、性格の良い人が多かったです。

 

フリーターとして生涯を生きるというのは、ある意味哲学的な生き方なのかもしれません。

自分と社会・一般常識を完全に切り離し、自分なりの幸せな生き方を模索するということは、本当にすごいと思いました。

 

人並みの生活を営むフリーター

ここまでフリーターのリスクやデメリットを中心にお話してきましたが、

世の中には人並み以上の生活を営むフリーターの人もいますよね。

それこそ結婚していたり、車を持っていたり、そこそこの生活水準をキープしている人たちです。

 

ただ、そういう人たちは結局正社員並みに働いています。

それなりに大変な仕事をフルタイムでこなし、中には残業や掛け持ちまでしている人もいます。

 

正直、そんな生活を送るなら「もっと楽な正社員の仕事があるのに…」と思ってしまいます。

正社員と同等以上に働いているのに、低賃金のアルバイトでいるのはもったいないです。

 

正社員になれば毎月の給料が上がるだけでなく、ボーナスまでもらうことができます。

正社員で社会保険に加入すれば、将来もらえる年金額は大幅に上がります。

慎重に探せば、負担の少ない仕事だってたくさんあります。

 

確かにスーツを着て働くビジネス色の濃い仕事は、時間的にも精神的にも拘束されます。

おそらくフリーター気質の人には合わないと思います。

ですが世の中には「製造業・工場勤務」という、フリーターの人に合った仕事があります。

 

会社選びを間違えなければほとんど定時で上がれますし、客や上司にヘコヘコ頭を下げるようなこともありません。

基本的には体力勝負で、フリーターのように心を縛られず自由に働いていくことができます。

しかも体力的にハードなことから、すごく給料が高いんです。

 

当サイトでは、工場ワークスという転職サイトをおすすめしています。

27000件以上ある幅広い求人情報から、あなたの希望する働き方を選ぶことができます。

フリーター・未経験歓迎の仕事が圧倒的に多いので、必ずあなたに合った仕事が見つかるはずです。

 

こちらでサイトの特徴や実際の仕事内容、利用者の体験談等をご紹介していますので、ぜひご覧になってみて下さい。

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こちらの公式サイトからすぐに登録することもできます。

公式サイト → 【工場ワークス】

ぜひ一度検討をしてみて下さい。

もし「やっぱり違う」と思ったら、すぐにフリーターに戻ればいいだけなんですから。

フリーターという形を貫くのも一つの立派な生き方だと思います。

ただ、身を削って働くぐらいなら「正社員の方が給料が良くて楽な場合もある」ということをお伝えしたかったのです。

 

人生はあなただけのもの

人生は誰が何と言おうとあなただけのものです。

冒頭でもお伝えしましたが、他人に迷惑をかけていなければ生き方は自由です。

リスクやデメリットを承知の上なら、フリーターという生き方も魅力的だと思います。

 

ただ一つだけお伝えしたいのは、若いうちは恵まれていることに気付きづらいのです。

周りに人がいて、色々な支援をしてもらっていて、どれだけ幸せであるか。

この当たり前だと思っている幸せが、歳を重ねるごとに無くなっていくのです。

 

若さと共に色々なものを失っていくことがどれだけ辛いのか、それは若いうちに考えるべきことです。

歳をとってからでは手遅れだからです。

 

全体を通して否定的な意見が多くなってしまいましたが、それはリスクやデメリットを十分に伝えたかったからです。

私自身はフリーターという生き方は肯定的に捉えています。

夢や目標があるならフリーターの方が活動しやすいですし、会社に縛られないからこそ見えてくるものも多いはずです。

 

あなたが人生において何を望むのか、それ次第でフリーターが合うのか合わないのかが決まります。

何となくではなく、老後のことまでしっかりとシュミレーションした上で後悔のない選択をして下さいね。